4月13日に開幕した大阪・関西万博。国内外から注目されるこのビッグイベントに鳥取県も出展しています。開幕初日には、鳥取の「食」をPRするイベントを開催し、万博を舞台に鳥取の魅力を世界にアピールしました。

作野俊介記者:
ついに開幕した大阪・関西万博。その初日に鳥取県がイベントを開くのが、こちらのパビリオンです。

開幕初日の大阪・関西万博。日本の食文化をテーマにした「ORA外食パビリオン宴」で、ここに姿を見せたのは…鳥取県の平井知事。おもむろにぬいぐるみの牛にまたがると…。

平井知事:
も~素晴らしい。も~大変うれしいですね。

鳥取県民の「ソウルフード」とも言える「白バラ牛乳」をPRしました。鳥取の豊かな食を世界に発信しようと、県が万博開幕初日にあわせて開いた1日限定のイベントです。
会場では、来場者に大阪らしく「タコ焼き!?」に見えるシュークリームが無料でふるまわれました。
一口サイズのシュークリームに、ソースと青のりに見立てたチョコソース、そして紅ショウガに見立てたピスタチオがトッピングされています。

来場者:
Q見た目は?
めっちゃたこやきです。
Q味は?
シュークリームです。最初はたこやきかと思ったけど、めちゃおいしいです。

さらに会場では、イチゴパフェをつくるワークショップ。来場者が挑戦したのは「白バラ」のヨーグルトやアイス、生クリームに鳥取県のオリジナル品種のイチゴ「とっておき」や「新甘泉」のフルーツソースなど、あわせて11層が積み上げられた万博スペシャルパフェづくりです。

作野俊介記者も実際に作り、早速味わいました。

作野俊介記者:
まずはイチゴから…甘い!アイスも濃厚です!

パフェづくりに参加した女性:
「めっちゃ甘い!アイスがすごくおいしいです!おいしい!」
「イチゴの甘さとアイスがマッチしていておいしいです」
Q鳥取の食材について
「素晴らしいです」

そして関西広域連合が出展している「関西パビリオン」。鳥取県のゾーンには行列が…お目当てはメイン展示の「無限砂丘」です。訪れた人が「虫眼鏡型デバイス」を使って、鏡張りの室内に敷き詰められた砂丘の砂の上を探索。鳥取の名所やグルメの情報をゲットしていました。

参加者:
「あ!鬼太郎!」
「米子鬼太郎空港が出てきました。楽しいです。実際に鳥取砂丘みたいで、行ったことがないので行きたくなりました。

参加者:
「(投入堂を発見して)国宝らしいよ。鳥取に行ったことはあったけど、まだまだ知らないことが多くて、魅力を知ることができたからまた行きたいと思いました。

また平井知事がコナン君に扮して登場、名刺やグッズを配り、等身大フィギュアの前では記念撮影も!知事自ら大サービスで「まんが王国とっとり」をトップセールスです。

一緒に写真撮影した女性:
(知事との写真は)あまりない機会なので良かった。(鳥取は)一回も行ったことがないので行きたいと思いました。

また鳥取ゾーンには、万博ゆかりの有名人も…。
愛知万博や上海万博に毎日通い「皆勤」、「万博おばあちゃん」と呼ばれ親しまれている山田外美代さん。大阪・関西万博にも「皆勤」するため、愛知県から大阪へ引っ越したという万博マニアです。多くの報道陣からカメラが向けられていました。

平井知事:
朝からお客さんが行列に加わっていただいて、さらに万博おばあちゃんまで鳥取が見たいということで、朝から早速お越しいただき、幸先のいいスタートが切れた。万博には日本中、世界中から人々がやってきてくれる。ここで出会うことで、私たちの情報発信の橋をかけていきたい。

大阪・関西万博は10月13日まで。県は、鳥取ゾーンへの来場者数30万人の目標を掲げ、これから半年間、鳥取の魅力を世界に向けて発信します。

TSKさんいん中央テレビ
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