今月9日、金沢市の小学3年生が車にはねられた事故。今も男の子の意識は戻っていません。こうした中、市内の小学校で新1年生を対象にした交通安全教室が開かれました。
今月9日、金沢市上荒屋7丁目で発生した重体事故。今もはねられた小学3年生の男の子の意識は戻っていません。
この事故をうけ、14日、金沢市の大浦小学校で急きょ、開催されたのが…。
「右を見て左を見てもう1回右を見て車が来たら渡らないでください。」
児童の見守りボランティアなどを行うスクールサポート隊の交通安全教室です。
教室に参加したのは、新一年生約60人。
手作りの信号や横断歩道を使って信号が青に変わってすぐに横断歩道を渡ってしまうと事故に遭いやすいことや道路を渡る際に左右を見る癖を付けるよう呼びかけました。
参加した児童:
「右を見て左を見ることを勉強しました。」「よくわかった!(道路を渡るときは)手を上げる!」
県子ども見守りボランティア協議会 平寿彦会長:
「自分の安全は自分で守るというそういうことを徹底していかないといけないということでこの交通安全運動をさせていただいたんですけれども、子どもは未来の宝なんです。「みんなで子どもの安全を守ろう」そういう心が私は大事だと思います。」
県内では今年に入り446件の交通事故が発生していてこのうち6人が死亡しています。