石川県は伝染性紅斑(こうはん)、いわゆる「リンゴ病」の定点医療機関あたりの報告数が2週連続で基準値を超えたとして6年ぶりに警報を発令しました。
伝染性紅斑は子どもに多い伝染病で、両ほほに赤い発疹が現れリンゴのように赤くなることからリンゴ病とも呼ばれています。
県によりますと先月21日から27日の1週間に定点医療機関あたりの患者数が2.34人となり、基準の2人を2週連続で越えました。
このため県は大きな流行が発生または継続しつつあることが疑われるとして4月30日、6年ぶりに警報を発令しました。
リンゴ病は妊婦などに感染すると、流産などにつながる事から注意が必要です。