トランプ大統領は、イランとの12日の協議を前に、「イランは核兵器を持つことはできない」と述べ、核開発計画の放棄を改めて求めました。
トランプ氏は11日、記者団に対し「イランが偉大な、幸せな国になることを望んでいる」と強調した上で、「核兵器を持つことはできない」と述べ、イランに核開発計画を放棄するよう改めて求めました。
アメリカとイランは12日、オマーンで核開発計画を巡る高官協議を行う予定で、アメリカのウォールストリート・ジャーナルは、交渉を担当するウィトコフ中東担当特使が「合意には妥協が必要かもしれない」と話したと伝えています。
一方、イランはこれまで、核開発は平和目的だとして計画の完全放棄を拒否していて、合意できるかは不透明です。
トランプ氏はこれまで、協議で合意できなければ軍事力を行使する可能性に言及していました。