アメリカの3月の消費者物価指数は、前の年の同じ月から2.4%の上昇となりました。
アメリカ労働省が10日発表した3月の消費者物価指数は、前の年の同じ月から2.4%上昇しました。
市場の予測を0.2ポイント下回り、2カ月連続で伸び率が縮小しました。
物価の変動が大きい食品とエネルギーを除いた指数は2.8%の上昇となっています。
専門家からは、「9日に発動した相互関税を90日間停止すると発表したがトランプ政権による関税政策が継続される場合、今後数か月の間にインフレ率が上昇する」との見方が出ています。
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長は4日、トランプ政権が進める関税政策を踏まえ、政策金利の引き下げ時期などを見極める考えを示しています。