佐賀空港への自衛隊のオスプレイ配備計画をめぐり、佐賀市は空港の運用の変更に関する県との事前協議に“異議なし”と回答しました。
この事前協議は「公害防止協定」に基づき佐賀空港の運営に変更があるときにあらかじめ行うものです。
県はこの協定を佐賀市や県有明海漁協、JAさがなどと結んでいて、今年7月を見込むオスプレイの配備を前に2月から協議を進めていました。
佐賀市は、事前協議の内容について騒音や排水などの必要な対策が取られていると判断し、4月8日付けで県に“異議なし”と回答したということです。
県に回答した文書には、運航計画や運航する空域を守るよう防衛省に求めることなども記載しています。
事前協議をめぐってはすでに県有明海漁協とJAさがも「異議なし」と回答しています。
一方、福岡県柳川市は3者の回答を受け協議を続けていて、4月中には回答するとしています。