石破首相は10日午後、イギリスのスターマー首相と約30分間電話会談を行い、アメリカのトランプ政権による関税措置への対応などについて意見交換した。
会談の冒頭、石破首相は、2024年11月の日英首脳会談を振り返った上で、「再びお話でき喜ばしい」と述べ、スターマー首相は、「引き続き良好な日英二国間関係を発展させていきたい」と語った。
その上で両首脳は、アメリカによる関税措置が世界経済や多角的な自由貿易体制に与える影響を踏まえつつ、経済分野について幅広くかつ詳細に議論を行った。
また、両首脳は、ウクライナ情勢を始めとする欧州・インド太平洋情勢についても意見交換し、今後とも国際社会の諸課題に対し日英両国が緊密に連携して対応していくことで一致した。