物価の高騰が続くなか、「安さ」が売りのスーパーが富山県内初出店です。
オープン前には大行列ができていました。

10日、高岡市井口本江にオープンしたのは24時間営業のディスカウントストア「ラ・ムー 高岡東店」です。
オープンの15分前には200人ほどの行列ができていました。
*客は
「激安だというから、年金生活だから助かります。」
「石川県から。最近知ったので来てみようかなと。」
「バナナとシーチキン(を買った)、明日は餃子。たぶん明後日も来る」

「お待たせしました、いらっしゃいませ」
西日本を中心に出店している「ラ・ムー」が県内で店を構えるのは初めてで、北陸では7店舗目となります。
その最大の特徴は商品の安さ。




米は5キロで3200円、国産の豚肉は100グラム98円です。
キャベツやいちごなどの生鮮食品に加え…、店舗で製造する弁当は200円を下回るなど破格の値段設定です。
また、たこ焼きやソフトクリームが100円でテイクアウトでき、長蛇の列ができていました。

その安さの理由は…。
*芝本葵生店長
「段ボール陳列なのでコストがかからない、大量仕入れでコストを抑えられている」
さらに、プライベートブランドの開発に力を入れ、低価格の自社製品を増やしているといいます。
*芝本葵生店長
「かなり難しいけれどお客様に喜んでもらえるように頑張る」
店によると、10日午後4時までに訪れた客は5000人あまりと、当初の予想をかなり上回ったということで、目玉商品の「国産和牛肉」はオープン後1時間ほどで売り切れました。

*客
「結構買いました。」
Qこれでいくら?
「9855円、1万円以下。驚いている。物価高でつらいので、うどんが安かったので助かってる」

支払い方法は現金と店限定の電子決済のみで、今月20日まではオープンを記念したセールが
行われています。