書道を通して日本と中国の友好を深めようと10日、福岡市で作品の展覧会が始まりました。
会場の福岡市博多区の福岡アジア美術館では10日朝、中国からの来賓も出席して開幕式が行われました。
「日中合同書道展」には日本と中国の書道家約60人の作品、あわせて161点が展示されています。
中国の著名な書道家、范國強さんの1000文字近くある作品は、文字を崩して簡易的に表現する草書体で、唐の時代の詩歌がつづられています。
ほかにも歌人の北原白秋と若山牧水の生誕140周年を記念して、2人の作品あわせて20点が一挙に公開されています。
この展覧会は4月15日まで開催されています。