韓国・最大野党「共に民主党」の前代表・李在明氏が大統領選挙への出馬を表明しました。
李氏は10日午前、映像メッセージを公開し、尹錫悦前大統領の罷免・失職に伴って行われる大統領選挙について「本当の大韓民国を作るために出馬する」と表明しました。
この中で李氏は、「韓国経済は一種の四面楚歌のような状態だ。政府は経済を放置している」と政府の対応を批判しました。
また、外交については「日米協力関係も非常に重要。その中で一貫する原則は、『大韓民国の国益が最優先』だ」と述べました。
6月3日に投開票が行われる大統領選挙には保守系のキム・ムンス前雇用労働相らが出馬を表明していますが、各種の世論調査では次期大統領にふさわしい人物として李氏がトップを独走しています。
李氏は11日、記者会見を開き自らの公約を発表する予定です。