相互関税の一時停止を受け、日経平均株価は一時2800円以上、値を上げています。
東証アローズから、フジテレビ経済部・栁原弥玖記者が中継でお伝えします。
9日は急落した平均株価ですが、10日は一転急反発し、トランプ大統領の関税政策に振り回される格好となっています。
前日のニューヨーク株式市場では、トランプ大統領の発表を受け、ダウ平均は過去最大の上げ幅を記録しました。
東京市場でも、この流れを引き継いで全面高の展開となり、平均株価は一時2800円以上値上がりしました。
都内の証券会社には問い合わせが相次いでいました。
市場関係者は「一時的に投資家心理は改善したものの、トランプ政権が関税の再発動をちらつかせる可能性もあり、引き続き状況を見極める必要がある」と指摘しています。
10日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、9日に比べ、2639円14銭高い、3万4353円17銭、TOPIX(東証株価指数)は、2526.34でした。