福岡県内の警察署長などが一堂に会する会議が8日開かれ、ニセ電話詐欺などの撲滅に全力を挙げる方針を確認しました。

福岡県警本部で開かれた警察署長会議には、県内36の警察署の署長や本部の所属長など約130人が出席しました。

春の人事異動で組織体制が一新された中、県警が取り組む重点課題を改めて整理し、県内の治安維持に努める方針を確認しました。

去年、県内で認知件数と被害額が統計史上ワーストとなったニセ電話詐欺をめぐり、住友一仁本部長は駅やコンビニに立ち寄った犯人の画像収集など、初動捜査を強化するように指示。

その上で「効率的な捜査を推進し、突き上げ捜査や犯罪収益の剥奪を徹底してほしい」と訓示しました。

テレビ西日本
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