アメリカの企業がゲノムの編集の技術で1万年以上前に絶滅したオオカミを蘇らせることに成功しました。

アメリカの企業「Colossal Biosciences(コロッサル・バイオサイエンス)」は7日およそ1万3000年前に絶滅したダイアウルフの子どもを復元することに成功したと発表しました。

ダイアウルフの歯や頭蓋骨の化石から採取したDNAサンプルからゲノム情報を解析し、現代の他の種類のオオカミの細胞にゲノム編集を行うことでダイアウルフの特徴を持つ子どもが誕生したということです。

誕生したオオカミは生後3カ月から6カ月の3匹で現在はアメリカ国内の保護区で育てられ健康に成長しているということです。

コロッサル社は「科学、自然保護、そして人類にとって大きな節目」と意義を強調していて今後も他の絶滅種の復元を目指しています。

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