OHKのカメラが収めた岡山・香川の懐かしの映像で、ふるさとの歴史を振り返ります。今回は1980年(昭和55年)4月8日に高松市で撮影された映像です。
本州と四国を結ぶ瀬戸大橋の開通前、高松と玉野市宇野の間を1時間で結ぶ、国鉄(現在のJR)宇高連絡船が四国~本州の主な交通手段でした。
当時、高松と宇野間をわずか23分で結ぶ国鉄のホバークラフトもありました。山陽新幹線岡山開業があった同じ年の1972年に運航開始。”海の新幹線”ともいわれ、多くの人に利用されました。
この日、新船の「とびうお」が報道関係者などに公開されました。
ホバークラフトはその後、JR四国が国鉄から引き継ぎ、瀬戸大橋開通前日の1988年4月9日まで運航されました。