富山県氷見市は能登半島地震の後、心不全で死亡した女性を災害関連死と認定しました。
県内で能登半島地震による災害関連死は4人となります。
災害関連死は地震や津波などの直接的な被害ではなく、その後の避難生活や体調悪化が原因で死亡することで市町村が認定します。
災害関連死に認定されたのは、能登半島地震の後、心不全で亡くなった女性です。
去年12月、遺族から申請があり、先月医師や弁護士、ソーシャルワーカーでつくる審査会が地震と因果関係があると市に答申し、7日に市が認定しました。
遺族の意向で、年齢など詳細は明らかにされていません。
地震の被害が県内で最も大きかった氷見市では初の認定で、県内ではこれまで高岡市で2人、富山市で1人が災害関連死に認定されています。