国民民主党の榛葉幹事長は6日、トランプ政権の「相互関税」などの措置が「給料を上げるマインドに冷や水をかけかない」と指摘し、「年収の壁」の178万円への引き上げとガソリンの暫定税率の廃止を改めて訴えた。
榛葉氏は、奈良市で開かれた党の奈良県連大会で挨拶し、「トランプ関税だが、相互関税で日本は24%だ。大手の春闘はやっと終わって、おおかた満額(回答)だが、問題はこれからだ」と述べ、関税措置の日本経済への影響を懸念した。
その上で、「給料を上げるマインドに冷や水をかけかねない状況を黙って見ていられない」として、「年収の壁」の178万円への引き上げや、ガソリンの暫定税率廃止を実現する必要性を強調した。
そして、「石破さん、しっかりしてくれよ。本当にしっかりしてほしい。商品券を配っている場合じゃないよ」と述べた。