アメリカの関税措置を巡り、石破首相が4日に与野党の党首と会談します。
関税措置を巡っては、ベルギーを訪問中の岩屋外相が3日、アメリカのルビオ国務長官に対し「極めて遺憾」と直接伝え、措置の見直しを求めました。
岩屋外相:
米国政府が相互関税措置を発表し、また、自動車関税措置を発動したことは極めて遺憾であるということを伝えるとともに、措置の見直しを強く申し入れました。
今後の対応については、記者団に「あらゆる選択肢の中で何が最も効果的なのか考えながら取り組みたい」と述べました。
こうした中、石破首相は4日に立憲民主党の野田代表ら与野党の党首との会談に臨む予定です。
会談の目的について、自民党の小野寺政調会長は3日夜のBSフジ「プライムニュース」で「こういう緊急事態なので、ぜひ協力してほしい。おそらく石破総理は、そういうことを党首の皆さんにお願いすると思います」と述べました。
石破首相と与野党6党の党首会談は午後、国会内で行われます。