フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスの第三者委員会による調査報告書が公表されたことを受けて、投資ファンドのダルトン・インベストメンツがコメントを発表し、経営陣の交代を求めました。
物言う株主として知られるダルトン・インベストメンツ(ダルトン)は、フジ・メディア・ホールディングスの取締役に留任した金光次期会長や清水次期社長らについて、「第三者委員会で指摘された経営責任を負っており、新経営陣として残る意図が理解できない」と糾弾。
その上で、「テレビ事業の衰退を招いた経営陣に代わる新たな経営陣を迎える必要がある」と批判しました。
ダルトンはまた、留任した社外取締役3人を含む5人を「オールドボーイズクラブ」と呼び、「『経営刷新』というにはほど遠い内容」などと指摘しています。