今年1月、西鉄バスが60代の男性の手をドアに挟んだまま発車し大けがをさせた事故で、男性運転手が書類送検されていたことが分かりました。
警察と西鉄によりますと、今年1月22日、福岡市中央区大名のバス停で、路線バスに乗ろうとした60代の男性がドアに手を挟まれました。
運転手がこれに気付かずバスを発車させたため、男性は体勢を崩して転倒し、両足の骨を折る重傷を負いました。
この事故について、警察が50代の男性運転手を過失運転致傷の疑いで書類送検したことが分かりました。
西鉄は、この運転手がミラーによる乗車口付近の安全確認を怠っていたのが事故の原因としていて、今後、確認するよう再徹底すると共に、乗車口ドア付近確認用のモニターの導入を拡大するとしています。