福岡県警は1月と2月の県内における「SNS型投資詐欺」や「ニセ電話詐欺」の被害額が約20億円にのぼると発表しました。
県警によりますと、SNS上で知り合った相手から投資名目で現金をだまし取るなどの「SNS型投資・ロマンス詐欺」の被害は1月から2月にかけて91件で、約12億5000万円でした。
また「オレオレ詐欺」などのニセ電話詐欺は189件で約7億4000万円の被害が出ています。
このうち着信画面に都道府県警察の電話番号を表示させるなどして警察官を装う手口の被害が38件で、約5億4000万円にのぼるということです。
県警は「警察官がSNSで警察手帳などを示すことや送金を求めることはない」と注意を呼びかけています。