肺炎などの治療を行っているローマ教皇フランシスコの写真が、入院して以降初めて公開されました。
教皇の体調は安定しているということです。
バチカンのローマ教皇庁は16日、病院内のチャペルで祈りを捧げるフランシスコ教皇の様子を写した写真を公開しました。
気管支炎などのため2月14日に入院してから、教皇の写真が公開されるのは初めてです。
教皇はその後、呼吸器の感染症や肺炎に掛かっていることが判明し、治療が続けられていますが、教皇庁は15日「状態は安定しており、徐々に改善の兆しが見られる」と発表しました。
ただ、引き続き入院が必要で、理学療法や呼吸器の治療が行われるということです。
教皇は、治療を受けたり休憩を取ったりしながら、祈りを捧げ、若干の執務を行って1日を過ごしているということです。