長野・塩尻市で6日、車が対向車線にはみ出し雪に突っ込み、目撃したドライバーによると、運転手は電話をしながら運転していたという。
一方、神奈川・平塚市で2月、車同士がすれ違いざまに接触後、逃走する当て逃げ事件が発生した。車体には傷が残り、警察が捜査を続けている。
あわや正面衝突の危機に「許せない!」
6日午後6時過ぎ、長野・塩尻市の道路で仕事帰りのドライバーの車によって撮影されたのは、突然、対向車線に飛び出す車。
すると、沿道に積まれた雪に突っ込んだのだ。

ドライバーは、「最初(対向車が)右折していると思い、行こうとしたら、戻ってきたので『何事?』って」と話す。
車はすぐに切り返し、元の車線へと何事もなかったかのように戻っていくが、この時、ドライバーは運転手のある行為を目撃したという。

ドライバーは、「若い男性に見えて、笑いながら電話をしているように…」と振り返る。
さらに、「ぶつかっていれば大変な事故になっていたので許せない!気をつけてもらいたい!」と訴えた。
すれ違いざまに接触しそのまま逃走する車
一方、2月5日午後6時過ぎ、神奈川・平塚市では“あわや”どころではない事態が発生していた。

道幅が狭い農道を慎重に進むドライバーが対向車とすれ違った次の瞬間…
スピードを緩めることなく向かってきた対向車とすれ違いざまに接触し、そのまま走り去っていったという。
接触の瞬間、ドライバーと同乗者は「危ねーな!何やってんだよ!」「当たってたやん!」「逃げた?」「逃げた」とやり取りをしていた。
その後、ドライバーは警察に通報した。
ドライバーは当時について、「びっくりです。逃げると思ってなかった」と語る。

車はサイドミラーが割れ、タイヤや車体にはこすれた跡が生々しく残されていた。
ドライバーは「怒りというか、あきれています。こんな人間が世の中にいるのかと」と話している。
警察は、当て逃げ事件として捜査している。
(「イット!」3月12日放送より)