2024年春に卒業した大学生の就職率が、98.1%で過去最高となった。
文部科学省などの調査によると、2024年春に大学を卒業した学生の4月1日時点の就職率は98.1%で、前の年の同じ時期と比べて0.8ポイント上昇し、統計が始まった1996年度以降で過去最高となった。
高校生の就職率も98%で、調査が始まった1976年度以降で4番目に高い水準だった。
文科省は「深刻な人手不足の影響で、昨年より企業の求人が増加し、売り手市場となっていることが要因と考えられる。新型コロナの影響もほとんどないと聞いている」と分析している。