山あいの一軒家で相次いだ“緊縛強盗事件”をめぐり、警察はベトナム人の男を窃盗未遂の疑いで逮捕した。
相次いだ緊縛強盗事件でベトナム人2人を逮捕
一連の強盗事件は4月末以降、栃木県、長野県、群馬県、福島県と、隣り合う4件で相次いで発生。
4月30日未明には、栃木・日光市の山あいの住宅に男2人が押し入り、75歳の男性の手足を縛って、現金とキャッシュカードを奪って逃走した。
この第1の事件で、被害者名義のキャッシュカードが佐野市内にあるコンビニのATMで使用されたことが判明。
その後の防犯カメラの解析などから、ベトナム国籍のホアン・フー・ホア容疑者（25）が浮上し、カードを使って現金を引き出そうとした疑いで逮捕された。
また、警察はホア容疑者と一緒にいたマイ・バン・シー容疑者（23）も不法滞在の現行犯で逮捕している。
捜査関係者によると、ホア容疑者ら2人は車のナンバープレートを付け替えて、移動していた可能性があるという。
「外国語で会話」「片言の日本語」
手口が似た緊縛強盗事件。
長野・松本市の事件では外国語で会話。福島・南会津町の事件では片言の日本語。
調べに対し、ホア容疑者は容疑を否認。警察は一連の強盗事件の手口が似ていることから、2人の関与について調べを進めている。
（「イット！」5月16日放送分より）
