5月12日は『母の日』です。
八代市の日奈久温泉では、母の日のカーネーション風呂に併せて温泉街一帯でマルシェが開かれます。
このマルシェで販売されるスイーツを地元の高校生が製作しました。
八代市の日奈久温泉では、湯船にカーネーションを浮かべるカーネーション風呂を毎年、母の日限定で開催。
これにあわせ、地元の町おこしグループが温泉街一帯でマルシェを開いています。
マルシェでは、県立八代農業高校の生徒たちが出品する日奈久の特産品を用いたスイーツが人気で、今年も、食品科学科と食農創造科の生徒9人がメニューを考案。
日奈久特産のイチゴの他に、スイーツづくりではあまり使われない味噌やちくわを材料に試行錯誤を重ねてきました。
完成したスイーツは、日奈久味噌を練りこんだ生地に、一口サイズに切ったちくわとソーセージを混ぜて焼き上げた『ちくみそマフィン』、特産のイチゴを使って滑らかに仕上げたムースにイチゴのソースをかけた『very(ベリー)berry(ベリー)ムース』など3品です。
【渕上 洋平 カメラマン】
この日は、高校生にスイーツ作りを依頼した温泉の関係者が完成したスイーツを試食しました。
【高校生に依頼した 松本 啓佑 さん】
「めちゃくちゃおいしかったです。日奈久味噌を使ったマフィンは思った以上においしくて、味噌の風味も強い。今後も日奈久で販売できればと思っている」
【県立八代農業高校食品科学科3年 吉岡李桜さん】
「日奈久のものを生かしたものを作りたいと思っていたので、『味噌やちくわを入れてよかった』と言ってもらえたのですごくよかった」
【高校生】
「おいしいスイーツが出来上がりました。食べてね」