富山県の県立高校再編について、地域住民などが参加して意見を交換するタウンミーティングが8日夜、高岡市で開かれました。

県議会最大会派、自民党議員会が地域住民などの意見を県への提言に反映させようと初めて開きました。

8日夜のタウンミーティングには、高岡市や氷見市から高校生や保護者、教育関係者などおよそ40人が出席し、高校教育への不満や今後の学校に求めることなどについて話し合いました。

中では、「地元から高校がなくなることをどう思うか」との問いに対して、「公共交通の維持や地域行事の継承への懸念」、「再編による統廃合が地域活力の減退につながる」などの意見が上がっていました

*参加した人は
「子どもたちの目線を取り入れて、子どもたちの幸せにつながるような、『再編』のことばかりでなくプラスの方向に行けば」
「『意味のある再編』にしてほしい。こことここをくっつけるだけではなく、高校が統合されることで(生徒に)良いことがあれば」

タウンミーティングは6月13日まで6会場で行われる予定です。

富山テレビ
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