東京都の中学生たちが、宮城県気仙沼市の中学校を訪れ、生徒たちが「防災」をテーマに交流しました。

気仙沼市の新月中学校を訪れたのは、東京都大田区の大森第六中学校の3年生の生徒たちです。新月中学校では防災教育に力を入れていて、その取り組みを学ぼうという交流会です。

交流会でははじめに、互いの学校の紹介をした後、グループごとに災害への取り組みや備えについて、意見を交換しました。

大森第六中の生徒
「新月中学校の防災学習を詳しく教えてほしい」
「荷物の後片付けをしていたところに、大津波警報が出されました。さてお父さんが取った行動は?」

東日本大震災の教訓をクイズにして出題。

新月中の生徒
「後片付けせず、車で一目散に逃げた父の会社は跡形もなく鉄筋コンクリートの柱も流された」

大森第六中の生徒
「災害に遭った土地は防災の意識が高いと感じた」

新月中の生徒
「災害について一つになって考えられるのはいいと思った」

仙台放送
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