乾燥大麻を所持していたなどとして、大麻取締法違反の罪に問われている福山大学サッカー部の元部員に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
判決などによりますと福山大学サッカー部の元部員・前山 竜飛 被告（２１）は今年１月、元チームメイトから大麻リキッド、およそ０．６グラムを７０００円で譲り受けた罪と去年９月、福山市のコンビニエンスストアで、乾燥大麻およそ１グラムを所持していた罪に問われています。
前山被告はその際に乾燥大麻を落として、事件の発覚につながりましたが、８日の裁判で広島地裁福山支部の松本 英男 裁判官は検挙のおそれを認識していたのに、再び犯行に及んでいるとして「大麻に対する親和性が認められ規範意識にも問題がある」と指摘。
一方で「反省と更生の態度を示している」として、前山被告に懲役１年執行猶予３年の判決を言い渡しました。
