3年前、安芸太田町の釣り堀で、魚を盗もうとして経営者の男性にケガをさせた疑いで、警察は無職の男ら3人を逮捕しました。

警察によりますと広島市佐伯区湯来町の無職・伊丹大介容疑者(60)ら3人の男は、2021年9月、安芸太田町中筒賀の釣り堀で、養殖していたヤマメを盗もうとして犯行に気付いた経営者の男性を押し倒すなどして手首などに軽いケガさせた疑いがもたれています。

当時、池にはおよそ2000匹のヤマメがいましたが、3人は何も盗らずそのまま逃走していました。
警察は、周辺の防犯カメラの映像などから3人を特定し、7日、逮捕したものです。
警察は、捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしていませんが、動機や役割などを詳しく調べています。

【記者の目】(宮崎記者)
事件が発生したとき、経営者の男性は釣り堀の近くの住宅にいましたが、物音に気づいて外に出てみると、ウエットスーツを着用した2人組の男が魚を盗もうとしていたということです。
このことから容疑者らは本格的に多くの魚を盗もうしていたとみられ、一体、盗んだ魚を転売しようとしたのか、どうなのか犯行動機の真相解明が待たれます。

テレビ新広島
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