今年2月、福岡市内で覆面パトカーを装った車でサイレンを鳴らしながら交差点に進入し、タクシーと衝突して運転手や客にけがをさせた疑いで、会社員の男2人が逮捕されました。

危険運転致傷の疑いで逮捕されたのは、共に会社員で、車を運転していた長崎市の本村陸容疑者(24)と助手席に乗っていた北九州市八幡西区の仰木康汰容疑者(25)です。

中央警察署によりますと、本村容疑者らは今年2月17日午前1時半ごろ、福岡市中央区天神で、普通乗用車に赤色回転灯をつけ、あたかも覆面パトカーのようにサイレンを鳴らしながら赤信号の交差点に進入、走行中のタクシーと衝突事故を起こし、タクシー運転手の男性(61)と客3人に軽いケガをさせた疑いです。

助手席の仰木容疑者は、事故の直前に「交差点に進入します」などとマイクで呼びかけも行っていたとみられています。

警察は、2人の認否を明らかにしていませんが、事故当時、「警察の職務質問を見物するためにパトカーを追いかけていた」という趣旨の話をしていたということです。

テレビ西日本
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