女性の私生活を覗き見るため自宅に侵入した罪で、愛媛県の松山地裁は8日、久万高原町の元職員に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

住居侵入の罪で判決を受けたのは、久万高原町教育委員会美川支所の元職員・高橋充将被告(43)です。

判決によりますと高橋被告は今年2月、町内の30代の女性の自宅に合いカギを使って玄関のドアから侵入しました。

これまでの裁判で検察は、高橋被告が女性へ一方的に好意を寄せ、去年春頃から5回程侵入を繰り返したと主張しています。

松山地裁の渡邉一昭裁判官は判決で「性的欲求を満たすための身勝手な犯行。何回も繰り返し厳しい非難は免れない」と指摘。「被害者にとって最も安心して暮らせる自宅の平穏を害され、下着をもった被告を目の当たりにし、大きな恐怖感、嫌悪感を受けたことは間違いない」とし、被告に懲役1年・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

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テレビ愛媛
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