インターネットを悪用した「サイバー犯罪」の防止を目指し、長崎県警の新たなアドバイザーが就任しました。

8日、長崎県警でアドバイザーの委嘱状を受け取ったのは、コンピューターウイルスの対策ソフトの開発などを手がける企業のエンジニア、河田芳希さんです。

県警によりますと、長崎県内では2023年、インターネットを悪用したサイバー犯罪が77件ありました。

個人だけでなく、企業などもターゲットにされ、手口は巧妙化しています。

河田さんは、インターネット上で起きる犯罪や、その兆候を見つけ出すサイバーパトロールの指導にあたります。

長崎県警のアドバイザーに就任
河田 芳希さん
「本物に近づけた広告が(サイバー犯罪への)入口となっていることもある。気付けないのであれば、どう対策するかが課題」

県警では、サイバーセキュリティについて行政や企業などの意見交換も行われます。

テレビ長崎
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