新型コロナが5類に移行して5月8日で1年。福島県が貸し出していた「パルスオキシメーター」の約5%にあたる1300台が返却されていないことがわかった。

パルスオキシメーターは血中の酸素飽和度を測る機器で、福島県は新型コロナに感染し自宅療養していた人に無償で貸し出していた。
福島県によると、新型コロナが5類に移行するまでに貸し出した機器のうち、約5%にあたる1300台ほどが未だに返却されていないことが明らかになった。県が、個別に連絡をとったところ紛失したという報告もあったということだ。

パルスオキシメーターの価格は1台あたり数千円から1万円で、県は継続して速やかな返却を呼びかけている。

福島県が5月8日に発表した最新の数字では、県内の定点医療機関からの1週間での感染報告は189人と、1年前の同じ時期から3割ほど減少した。

福島県では、高齢の人や持病がある人など重症化のリスクが高い人には、特に注意を呼び掛けている。

福島テレビ
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