5月7日未明、鹿児島市の国道でバイクがガードパイプに衝突し、運転していた19歳の男性が右腕の骨を折るなど大けがをしました。
男性は事故の直前に信号無視をして、パトカーに追跡されていました。
永尾武弥記者
「パトカーの追跡を振り切ったオートバイは、こちらのガードパイプに衝突したということです」
警察によりますと、7日午前4時10分ごろ、鹿児島市城南町の国道225号線で、バイクがガードパイプに衝突する事故がありました。
この事故で、バイクを運転していた鹿児島市の19歳の男性が右腕の骨を折ったほか、内臓を損傷するなど大けがをしています。
事故の直前、鹿児島市照国町の交差点で、パトカーで巡回中の警察官が信号無視をしたバイクを見かけたため、停車を求めましたが、バイクはそのまま逃走。
パトカーは900メートルほど追跡しましたが、バイクがさらに信号無視を繰り返したことから、事故の危険があるとして追跡を取りやめていました。
事故現場は、追跡をやめた地点から700メートルほど先だったということです。
また、その後の調べで、男性は無免許運転だったことがわかりました。
今回の事故を巡り、鹿児島中央警察署の石川智彦副署長は「適正な職務執行と考えています」とコメントしています。