採用後、わずか2週間足らずで酒気帯び運転をした教職員を処分です。熊本県教育委員会は、7日付で、酒気帯び運転や酒に酔って暴言を繰り返した教職員合わせて2人を懲戒処分にしたと発表しました。

【熊本県教育委員会の会見】
「県民のみなさまに深くおわび申し上げます」

懲戒処分を受けたのは、熊本はばたき高等支援学校の26歳の女性講師です。

県教委によりますと、女性講師は4月12日、知人と熊本市内の飲食店でハイボールと日本酒を飲酒後、駐車場に止めた車内で20分ほど休憩したあと自ら車を運転。

飲酒検問の呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転で検挙されました。

この女性講師は4月1日付で採用されたばかりで、「飲酒運転をしない」などの研修を1週間前に受けていたということです。

県教委の処分の指針では停職6カ月相当ですが、女性講師の任用期間が今年9月末までということで、期間の残り日数である146日の停職処分となっています。

このほか、県教委は、去年12月、人吉市の飲食店で酒に酔って店員に「嘘つき」などの暴言を繰り返したとして、県南の高校の52歳の男性教諭を減給10分の1・2カ月の懲戒処分としました。

テレビ熊本
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