浅間山の麓で防災情報を発信しようと新たな団体が立ち上がりました。リーダーは人気ダンス&ボーカルグループの元メンバーです。

あさま防災カルチャークラブ・武藤千春代表:
「防災のイメージを難しいものから、楽しいものに変えたいと強く思っています」

小諸市役所で会見した「あさま防災カルチャークラブ」。今後、浅間山の麓に特化した防災情報を発信します。

代表は、人気ダンス&ボーカルグループの元メンバー武藤千春さん(29)。小諸と東京で二拠点生活を送り農業に取り組む傍ら、3年前に防災士の資格を取得しました。

原点は「阪神淡路大震災」です。神戸にいた祖父や親せきが被災し、小さい頃から「備える意識」が身についた武藤さん。

一方、小諸市や佐久市などの地域では、浅間山噴火のリスクも抱えています。

あさま防災カルチャークラブ・武藤千春代表:
「地域が変わるとこれだけ防災に関する必要な情報も変わると感じて、自分の命、家族、大切な人の命を守りたいという思いで」

今後はコミュニティーラジオやSNSで、わかりやすく親しみやすい情報を発信し、楽しいイベントも開きたいということです。

長野放送
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