国際社会で活躍できる人材の育成を進めている長崎市の高校で、海外研修や国際会議に出席した生徒たちが現地で感じたことなどを報告しました。

県立長崎東高校の生徒9人は今年3月から4月にかけ、オランダやアメリカで研修や国際会議に参加し、5月2日に学校で報告会を開きました。

高校は2020年に国際社会で活躍できる人材を育成する、文部科学省の「ワールド・ワイド・ラーニング」に県内で唯一指定されています。

ハワイを訪れた生徒は「日本に原爆が落とされた一方、旧日本軍が真珠湾を攻撃したという、被害と加害の両方の視点を持つことができた」と述べています。

生徒
「訪れたからこそわかること、想像できることがたくさんあるので何を学習するにしても勉強して現地を訪れることが大事なのかなと思った」

研修を終えた生徒はグローバル人材には「対話をあきらめない力」「本質を理解する力」が必要だと話しています。

テレビ長崎
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