福島県石川町の発注工事を巡る官製談合事件で、逮捕された業者側の2人は不正に入手した情報を他の業者に伝えていたとみられることが分かった。

当時「志賀建設」で入札を担当していた関根徳夫容疑者(69)と添田保雄容疑者(63)は2022年9月、石川町発注の道路工事の入札で、町長の塩田金次郎容疑者(76)から不正に入手した秘密事項の予定価格をもとに落札した疑い。
警察は「捜査に支障がある」として3人の認否を明らかにしていない。

捜査関係者によると、これまでの調べで関根容疑者と添田容疑者は不正に入手した入札情報を他の業者にも伝えていたと見られるということだ。
警察ではすでに石川町にある複数の業者に対し任意で話を聞いていて、金品の授受の有無を含め調べを進めている。

福島テレビ
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