6月から本格化する企業の株主総会を前に、愛知県警が「総会屋」などを取り締まる特別警戒本部を設置しました。

 株主総会特別警戒本部は、5月7日に愛知県警本部に設置され、捜査四課を中心とする警察官約300人態勢で、総会屋による企業への不当な要求などの取り締まりに当たります。

 愛知県警によりますと、5月から6月にかけて、県内の上場企業のうち7割近くに当たる157社が株主総会を開く予定で、動きが本格化するとみられています。

 総会屋による事件は全国で激減していますが、新型コロナの5類引き下げから1年が経ち、対面での参加を希望する株主も増えるとみられています。

 愛知県警では県内約120カ所の会場で警戒に当たるとしています。

東海テレビ
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