自動車やバイクなど、一般ドライバーの休憩場所となる道の駅。しかし、いま静岡県湖西市の道の駅では夜間の迷惑行為が問題となり、3日に警察などが取り締まりを行いました。


湖西市にある道の駅「潮見坂」で5月3日に警察や国交省などが約40人体制で実施した不正改造車両などの取り締まり。

この駐車場では週末の深夜を中心に改造車が集まり、あえて騒音を出したり駐車場を占拠したりする行為への通報が相次いでいます。

道の駅の利用者だけでなく周辺の住民も頭を悩ませていました。

周辺住民:
音だけ出して(低速で)走っているだけ。困るね、本当に。寝れないね、みんな。寝れないと思うよ。だから苦情がある

周辺住民:
音も鳴らし方が昔の暴走族みたいな感じ。騒音はすごくあるので、ちょうど寝るタイミングや寝てすぐだったりするのでかなり迷惑

こうした中で行った取り締まりは臨時の検査場を設置し、不正改造が疑われる車の排気音の大きさが基準を超えていないかやライトや消音器などの設置不備が無いかを確認していきました。

警察によりますと約4時間半の取り締まりで、7件の整備不良の告知と14件の整備命令が出されたということです。

湖西警察署・藤田栄一 交通課長:
道の駅は道路利用者の休憩施設なのでマナーを守って利用してもらいたい。騒音や交通事故に結びつく不正改造、違法車両については厳しく取り締まっていきたい

警察はこれまで通報を受けて現場へ駆けつけ注意喚起をしてきましたが、今後は取り締まりを強化していく方針です。

テレビ静岡
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