秋田市のあきた芸術劇場ミルハスでは、子どもたちが演劇などの舞台の裏側に潜入。見学したりスタッフの仕事を体験したりして休日の思い出を作っていた。
「バックステージツアー」は子どもたちに大型連休の思い出を作ってもらうとともにミルハスに楽しく理解を深めてもらおうと企画された。
参加したのは小学生約30人。はじめに2000人以上を収容できる大ホールを見学した。
スタッフ:
「こうやった時に音が響くと思うのですが、これが大ホールの特徴のひとつになります」
子ども:
「(Q:響く?)うん」
今回のツアーのポイントは「体験」。子どもたちが音響・照明・舞台監督といった仕事を体験する。
秋田市から参加した大坊 海礼さんは、まず「照明」に挑戦。舞台で流れる曲に合わせて幕にどんな映像を映すかを選んでいた。
大坊海礼さん:
「少し緊張したが楽しかった。トトロは森にいるイメージなので、緑色にした」
続いては「舞台機構」いわゆる舞台監督を体験。ステージ周りの演出を統括する。
大坊海礼さん:
「音響さん聞こえますか?~~3・2・1、GO」
参加した子どもたちは舞台を支える縁の下の力持ちの仕事を楽しく学んでいた。
大坊海礼さん:
「舞台裏でこんな難しいことがあったのを知ることができたので楽しかった。仕事体験とかそんなにしていないので、新鮮だった」
ミルハスは今後もツアーや体験会を開きたいとしている。