唐津市にある県立名護屋城博物館で、名護屋城の築城から現在にいたるまでを分かりやすくたどるテーマ展が開かれています。

このテーマ展では、名護屋城について知ってもらおうと、小学校高学年から中学生に向けても分かりやすく説明された展示資料およそ30点が展示されています。

こちらは、『肥前名護屋城図屏風』 狩野光信の作品とされるもので豊臣秀吉の住居部分である山里丸や陣屋のほか、町並みを行き交う人々なども描かれ繁栄する名護屋の様子を見ることができます。
こちらは、『天正十八年銘瓦』。名護屋城の築城を天正19年・1591年とする説を揺るがす瓦です。瓦には、天正18年に大阪の職人によって作られたと記されています。
ほかにも、山里丸出土の天目茶碗や豊臣秀吉の朱印状なども展示されています。

【県立名護屋城博物館 飯田周恵さん】
「名護屋城の築城をなぜされたのかから今どうしてこのように建物がない状態になっているのかというところを楽しんで見ていただけるように展示を行っています」

テーマ展は、5月12日まで開かれています。

サガテレビ
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