配管の中を進むロボットの操縦技術を競う大会が山形市で開かれ、全国から集まった参加者たちがタイムを競い合った。

配管の中を検査する産業用ロボットをおもちゃにした「メカモグラ」。
4日、山形市の霞城セントラルで「メカモグラ」の操縦の腕前を競う世界大会が行われた。

コースの総延長は30メートル。直径7.5センチの配管を組み合わせて作られていて、自由なルートでゴールを目指す。
青森・大阪など、全国21地区の予選を勝ち抜いた参加者たちは、独自に改造した自慢の「メカモグラ」を巧みに操縦し、ゴールまでのタイムを競い合った。

(秒神奈川から参加)
「機械を強くしたり、操縦が上手いだけではなく、ロボットの仕組みを理解して走らせることが一番」

(前大会優勝・渡邊幸成さん/仙台市・中学1年)
「パーツを3Dプリンタで作ってモーターも違う物に変えている。自分の改造がしっかりハマって、早くゴールできた時が一番楽しい」

メカモグラの世界大会は、県内の設備会社などでつくるパイプロボット普及協会が2年前から開催していて、今年はフランスやタイなど海外からの参加もあったという。

さくらんぼテレビ
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