能登半島地震で液状化の被害を受けた富山市の蓮町地区で、6年ぶりに地区伝統の獅子舞が披露されました。

富山市蓮町で披露された獅子舞は、およそ130年の歴史があるとされている地区の伝統行事です。
2019年以降は新型コロナの影響などで中止が続いていましたが、元日の地震でおよそ70世帯で液状化の被害があった東蓮町町内会を中心に「被災地を元気づけてほしい」と復活を望む声があがり、6年ぶりに実施されました。

4日は東蓮町の公民館や地区の住宅、事業所などで小学生から60代までおよそ40人が、代わる代わる14の演目を披露し、太鼓と笛の音色に合わせた舞で住民を楽しませていました。

*蓮町青壮年会 保科雅之さん
「やってよかった。少しでも前向きに気持ちが晴れるように協力できれば」

富山テレビ
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