雨の時期を前に警察や消防、民間のドローン事業者が合同で洪水を想定した救助訓練を行いました。

この訓練は豪雨災害時の関係機関の連携を確認しようと行われたもので、警察や消防のほか、ドローンなどを使い地盤調査を行っている事業者から約40人が参加しました。

【リポート・鈴木悠斗】
「ドローンが飛んでいます。災害時、人がすぐには行けない場所をドローンが上空から撮影し捜索するということです」

訓練は佐賀市の嘉瀬川が氾濫し、周辺の住民と連絡が取れないという想定です。
警察や消防はドローンの映像をもとに救助隊に指示を出し、隊員が救助艇で住民のもとへ向かうなど手順を確認していました。

【シマウチエンジニアリング 中川和樹さん】
「災害時にドローンを活用することで、災害時の全容を上空から大きく広く確認することができます。今後は、この訓練を実際の災害時に活用していく」
【佐賀南警察署警備課 城島靖孝課長】
「民間の方と連携を図って、今後も皆さんの安全安心を確保するためやっていきたいと考えております」

合同訓練は、梅雨の時期を前に毎年行っているということです。

サガテレビ
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