富山県内の女性3人を含む乗客7人が亡くなった関越自動車道の高速ツアーバス事故から29日で12年です。
事故現場には遺族などが訪れ、犠牲者を追悼しました。

事故があった群馬県藤岡市の関越道高架下には事故が起きた時刻と同じ午前4時40分に遺族が訪れ、花をそなえて手をあわせていました。

この事故は12年前の4月29日、石川から東京方面に向かった高速ツアーバスが防音壁に衝突し、高岡市の女性3人を含む乗客7人が死亡、38人が重軽傷を負いました。

この事故をきっかけに、高速バスの運転手が夜間に1人で運行できる距離が400キロに制限されるなど安全対策が強化されました。

*事故で母親を亡くし自身もケガ 林彩乃さん
「1番初めは何で助かったんだろうが大きくて、だんだん母が助けてくれたとか、生きててよかったとか、自分の中でも生きていることについて少しずつ肯定できるようになってきた」

富山テレビ
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