「小林製薬」の「紅麹」の成分を含むサプリメントを使用した人が健康被害を訴えている問題で、島根県は、29日、これまでに2人から健康被害に関する相談があったと発表しました。

島根県薬事衛生課・西浩幸課長:
「6件の相談があり、2件の被害相談があった」

島根県によると、29日までに「紅麹」に関連した相談は6件あり、2人が健康被害を訴える内容だったということです。
このうち1人は、県内に住む50歳代の女性で、小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」を13か月摂取していて、尿のにごり、倦怠感、発熱などの症状があったということです。
11日間入院し、今は回復しているということです。
もう1人は県内在住で、県は、性別や年齢を公表していませんが、同じ商品を摂取して体調に異常が出たと相談を受けたとしています。
現在は回復しているということです。
現時点で、摂取した商品と相談のあった症状との因果関係は不明としています。
県は「紅麹」の関連商品を服用して身体の異変や不安があれば、各保健所に気軽に相談してほしいと呼びかけています。

TSKさんいん中央テレビ
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