政府はこれまで、物価高騰対策として電気料金については家庭向けで1キロワットアワーあたり3.5円を補助してきました。
この措置について政府は、今年5月使用分ではおよそ半分程度に縮小し、それ以降は一度、終了する方向で調整していることが分かりました。
東北電力・樋口康二郎社長:
「電気の効率的なお使い方をされる方に、適切な電気料金メニューの提供とか、お客様の負担の軽減につながるようなご提案をしっかりとしていきたい」
東北電力によりますと現在は負担軽減措置により、使用量が平均的なモデル世帯で910円が補助されています。
来月使用分からは国が金額を定めて徴収する「再エネ賦課金」も543円増額され、5月のモデル世帯の電気料金は8036円となり、去年1月以来の8000円台となります。