トラブルが相次いでいるアメリカの航空機大手ボーイングのデビッド・カルフーンCEOが年末に退任すると発表した。
ボーイングは25日、カルフーンCEOが年末に退任し、それまで「会社を未来に向けて安定させるために手がけてきた仕事を完成させる」と発表した。
また、従業員に対する書簡では、今年1月にアラスカ航空のパネルが飛行中に落下した事故に触れ、「謙虚に、完全な透明性をもって対応しなくてはならない」と述べた。
その上で、「世界は我々に注目している。学んだことを蓄積し、これを乗り越えてよりいい会社になれると信じている」と強調した。
ボーイングをめぐっては、事故や不具合が相次ぎ、1月の事故では落下したパネルのボルトがそもそも取りつけられていなかった可能性が指摘されている。