新型コロナが、感染症法上の位置付けが5類に移行してから、まもなく1年になるのを前に、新型コロナ対策を厚生労働省に助言するアドバイザリーボードが3月末で廃止される。
専門家会合アドバイザリーボードは18人の専門家で構成され、新型コロナの国内での感染が確認されて以降、2020年2月から始まり、これまで124回にわたり行われてきた。
この専門家会合では、新型コロナの感染状況を分析し政府に助言を行ってきたが、感染症法上の位置付けが5類になり、この冬、通常の医療体制でも医療ひっ迫になるような感染拡大も起きていないことなどから、3月末に廃止される。